キングダムの登場人物嬴政とは?
キングダムのもう一人の主人公といえるのが嬴政でしょう。
漫画キングダムでは、主人公”信”を中心にして物語が進んで行きますが、
絶対に欠かせない登場人物が嬴政であると断言出来ます。
嬴政は漫画キングダムのなかで、秦国の国王であり、
主人公信とは苦楽とともにした戦友といった設定ですね。
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キングダムの舞台秦国では、
当初、嬴政はまだまだ実権を握ることは出来ず、苦悩に次ぐ苦悩で
実権を握っていく様を描いています。
嬴政は主人公“信”と信の仲間達や、直属の部下達とともに国内を治めていきます。
(ときには、敵を味方にし・・・。)
・秦国内には、王の地位を狙う異母兄弟。
・強大な権力を握っている臣下達。
・時には、まだまだ実権を握ってもいないうちに他国から攻め込まれたり。
次々と様々な難問が嬴政に襲い掛かります。
戦国時代に生まれた宿命なのか、
嬴政は超過酷な運命に翻弄されそうになります。
ただ、嬴政は強力な精神力、時には大胆で勇猛な行動力で乗り越え、
やがてカリスマ的な国王となっていきます。
僕自身、キングダムを読んでいて、
時にはこのカリスマ的な国王に涙を流させられます。
※キングダムではちょっと漫画ではもったいないくらいに描かれていたりしていますね。
小説で出しても、キングダムは絶対に売れていたと僕は思うくらいです。
そのうち小説とか出るかもしれませんけどね・・・。
いやないかな?
幼少期に体験した過酷な経験が嬴政の精神力の原点
嬴政の幼少期を見てみましょう。
嬴政が幼少期に過ごした場所はなんと隣国趙という国で敵国でした。
嬴政の父が趙国に亡命していた時に生まれた。
父が秦国に戻って王になったのに、なぜか嬴政と母は趙国残されることに・・・。
趙の国では、嬴政の故郷である秦国に恨みを抱くものが非常に多く、
嬴政は周囲の人間や実の母親からも虐げられ、
感覚の一部をも失うまで精神を病んでしまっていました。
なぜ趙国の人は秦国に恨みをもつのかというと、
長平の戦いというのが原因?
(秦国の将軍が趙国の兵を10万にくらい生き埋めにしたとか・・・。)
ある日、自身の父である秦国の国王が崩御し、嬴政は秦国にもどる事になります。
生き地獄のような幼少期を経験していた嬴政は本国の秦国に帰ることになります。
正に・・・
生きるか死ぬかの趙国からの脱出劇。
ある女性との出会いと別れを経験し、
闇の中をさまよっていた嬴政の心に一筋の強烈な光をもたらす。
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そして、この時から嬴政のこころにはある思いを宿したのかもしれません。
その思いこそが、
中華の統一だったのです。
500年の争乱の世に、誰もなしとげたことの無かった中華を統べるという
壮大な思いを夢見たのだった。
嬴政という人物は実は中国の史実でも有名なあの人物
嬴政という字はちょっと難しいですよね?
漢字の変換でも出てきません。
とそんなことより、この嬴政という人物は中国の史実でもおなじみのあの人物なのです。
歴史上の大人物なのです。
日本でも中国でも、あるいは世界的に見てもかなり有名な大人物です。
始めて皇帝という称号を名乗った人物です。
もうおわかりですよね?
そう・・・。
始皇帝です。
でも、びっくりです。
僕が始めてキングダムを知ったのは、アニメ放送だったのですが、
その時も嬴政が登場していたのは覚えていたのですが、
まさか、始皇帝を描いているとは全く知りませんでしたし、想像もつきませんでした。
というより、ボーっとなにげに見ていたので、
その当時、ブログを書くまでハマってしまうということも想像つきませんでしたから。
始皇帝は暴君?
日本では、始皇帝は結構、暴君と呼ばれたりしますよね。
有名なのが、焚書坑儒(多くの書物を焼き、儒教の人達を生き埋めにした)だったり、
武力で中華を統一したので制圧された国々の反乱が凄まじかったり、
万里の長城を築いたり宮殿をつくったりで民を苦しめた、
等イロイロな理由で暴君イメージが付いてしまっているようです。
ただ、通貨を統一したり、測りを統一したり、
中国で、始めて中央集権国家を作り、後の国家の礎を築いたということは、
物凄く評価のできることでもあります。
以前のブログにも紹介したのですが、
始皇帝の前に始皇帝なし
始皇帝の後に始皇帝なし
と言われるほど、歴史上で見てもとんでもない英雄であるともいえるのです。
まあ、評価の分かれるところですよね。
ただし、史実の始皇帝は漫画キングダムの嬴政ほど輝いている存在だったかは、
ちょっと疑問です。
漫画キングダムの中では、嬴政はかなり輝いている存在ですからねェ。
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ではでは、今回も最後まで、読んでいただきありがとうございました。