キングダムの信

最近の僕の中でも一番人気の漫画キングダムですが、

その主人公の信にはなんと実在の人物が存在していたそうです。

漫画キングダムでの主人公信は、当初おバカさん的な存在なのですが、

だんだんとみんなから愛されるカッコいい存在になっていきます。

まあまだこのブログを執筆している時にはまだまだ、

おバカさん的なところは多いにありますが・・・

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そんな主人公信には、実在のモデルになった人物がいたみたいですね。

漫画キングダムの信は?

漫画の中の信は先ほども言った通りちょっとおバカさんな信から始まります。

いえ正確には、李信将軍のところから漫画キングダムが始まります。

ちょ~~カッコいい。

けど、ちょっとコワい感じの李信将軍です。

李信将軍の部下の将軍達、武将たち、名もなき軍人達が、

「李将軍!!」

「李将軍!!」

「李信将軍!!」

と叫んでいます。

そして下をみれば、屍の山。

ぞっっとしますね。

これからのキングダムの描かれていく様が見て取れるようです。

そして、主人公信が成長していく物語へと続きます。

天下の大将軍を目指して

幼少期の信は戦争孤児の少年であり、奴隷の身分ながら、漂という友人とともに、
自らの腕で、

「天下の大将軍」

となることを目指していきます。

礼儀や常識とかには、とらわれず自由気ままな感じの性格で、

時の王、嬴政も呼び捨てにし、身分の上の人間にもタメ口です。

しかし、情に厚く、自身の意思を貫く強い信念を持っています。

そんな信は本当に仲間に慕われているということが、漫画の中のあちこちに

描かれています。

単刀直入に人望が厚いということでしょうね。

そして、有言実行タイプですね。

有言実行というか、誇大妄想系の方が近いかもしれません。

「天下の大将軍」になる

と言えば、ほとんどの人からバカにされていますが、

物語が進むにすれて、信の成長とともにバカにする人間も少なくなっていきます。

まあ、今の時点では、桓騎将軍の部下にバカにされている場面も出てきます。

いろんな人からバカにされてきた信ですが、

これからの信の活躍に多いに期待したいですね。

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ぜひ今まで、バカにした人間達を見返して欲しいですね。

史実の李信将軍

主人公信のモデルになった人が秦の将軍 李信将軍です。

紀元前229年~紀元前228年、王翦が数十万の軍を率いて趙と対峙している時、李信は趙の太原、雲中に出征していた。

紀元前226年、王翦と王賁は、前年の燕の太子丹が主導した荊軻による秦王政(後の始皇帝)暗殺未遂事件の報復として、燕都・薊を攻略し、燕王喜と太子丹を遼東に敗走させた(燕の事実上の滅亡)。この際、李信は、約1000の兵を率いて燕軍を追撃し、太子丹を討ち取った。

紀元前225年、秦王政は、楚を征服したいと思い、対楚戦にどれだけの部隊が必要かを諮問した。李信は、「20万」が必要だと語った。一方で王翦は、「60万」が必要だと語った。秦王は、王翦が耄碌したものと捉え、李信の案を採用して侵攻を命じた。李信は総兵数20万を二つの部隊に分け、李信は平輿で、蒙恬は寝丘で楚軍に大勝した。さらに、李信と蒙恬は、郢周辺を攻め、再び楚軍を破る。しかし、城父で李信と蒙恬が合流した所を、三日三晩追跡して来た項燕率いる楚軍に奇襲され、2カ所の塁壁を破られ7人の将校を失う大敗を喫した。そのため、王翦と交代させられた。なお、翌年、王翦と蒙武が60万の兵を率いて楚を攻め、楚王負芻を捕虜にし、楚を滅亡させた。

紀元前222年、王賁と共に燕の遼東を攻め、燕王喜を捕虜とし、これを滅ぼした。さらに、代(趙の滅亡後に趙の王族が代に逃れて樹立した政権)を攻め、代王嘉を捕え、代を滅ぼした。

紀元前221年、王賁と蒙恬と共に斉を攻め、これを滅ぼした。

李信将軍

対楚攻めでは、大敗を喫しているようですが、

その後始皇帝からのお咎めもなく、その後も活躍しているようですね。

大敗を喫しているとはいえ、これだけ文献が残っていると言うことは、

天下の大将軍といえるのではないのでしょうか。

史実かどうかは分かりませんが、

元気者の李将軍という記述もどこかの書物に出てきました。

失敗しても、いつも立ちあがっていくという李信の姿に、

漫画家原先生もインスピレーションを得たのではないでしょうか?

ではでは、この辺で。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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ではまた。