第1巻1話「無名の少年」レビュー、感想など。
ネタバレありなのでご了承ください。
とりあえず、一話の感想は書きたいですよね。
キングダムの一番はじめのシーン・・・。
「李将軍!」
「李将軍!」
「李信将軍!」
軍隊の異様な掛け声から物語は始まっていきます。
足元には死体や生首がころがり、
その将軍らしき人の剣には血がしたたり落ちています。
これから起きるであろう、未来を物語っているかのようです。
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衝撃的な冒頭部分、強烈な始まり方
まさしく衝撃的な冒頭部分ですよね。
このおどろおどろしい始まり方は、
これからの不気味な物語が始まるのかと、
物凄い興味付けをさせられますね。
強烈なインパクトをまず読者さんに植え付けるという点では、
凄い効果的ですよね。
続きを読みたいって思わせるのに十分な効果があると思います。
ちょっと心理分析っぽくなっちゃいますが、
ただ単純に少年の木刀での打ち合いから始まるのではなく、
こういった、衝撃的なはじまり方の方が、
強烈に惹きつけられるものがありますね。
信と漂の友情
衝撃的な冒頭部分から
少年と少年が木刀で打ち合いをしているシーンに移ります。
物語の主人公 信とその友人の漂ですね。
彼らは、戦争孤児であり裕福な家に下僕としているようです。
家の主人にいじめられたり、抜け出したくとも抜け出せない日常が描かれていますね。
ていうか、毎日木刀で1000回以上もの激しい打ち合いをしているとか・・・
2人は真剣に夢を掴もうと毎日をすごしているようですね。
2人の性格を表すエピソードがあります。
↓

じゃあ盗賊にでもなるさ!
この家を真っ先にねらってやる!

信。
そんなもんになるために
今まで鍛えてきたんじゃ
ないだろうが
バカか お前!
信は結構、激情型で物事をあまり深く考えずにつき進んでしまうタイプ。
一方漂は冷静沈着で粘り強いタイプのようですね。
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その後、物語は大きく動いて行きます。
晶文君のおっさんに漂が宮中へ連れて行かれてしまいます。
2人の友情が垣間見れるのは、この時です。
漂は遠慮なく出世の道を行こうとし、
信も漂が遠慮するようなことは望まないような感じでしたね。

俺は
行くぞ!

・・・
当然だ!
信の複雑な内心も描かれていますが、友情の方が大きいような印象ですね。
王弟の反乱に巻き込まれる漂
信と漂、2人が離れ離れになってからひと月あまり、
少し変わった信だった。
町のおっさんには、
「赤ちゃんザルが子ザルになった。」
とからかわれています。
そしてここからも物語はいよいよ本番に向かっていきます。
王弟の反乱の話。
漂はいったいどうなったのか・・・
心配で泣きそうになる信。
2人で誓い合った大将軍の夢。
「死んでたまるか!!」
信の心の叫びだった。
そして扉が開く音が、
・・・。
ガラッ
・・・。
倒れこむ漂。
やはり、漂は王弟の反乱に巻き込まれてしまったようだった。
たった一枚の地図を信に渡して力尽きてしまった・・・。
まさか、このものすごくいいキャラがこんな最初に
死んでしまうなんて、あり得ないです。
かなり悲しいです。
漂の死がキングダムを成功させたと、
原先生もおっしゃっていましたが、
でも悲しいですよね。
お前が羽ばたけば
俺もそこにいる引用元: キングダム一話
こんなはじまり方かよ~~~~~~~~~~~
原先生~~~~
ものすごくいいキャラだった漂をあえて、
殺してしまって、悪い言葉でいうなら人柱として、また礎としたからこそ、
キングダムの話は長く続き、
ものすごく多くのファンを魅了してきたのだと僕は思います。
ではでは一話の話の僕の感想お呼びレビューはこの辺で。
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今回も読んでいただき、ありがとうございました